EU特別代表「ナンバープレート問題の解決には2ヶ月間の猶予があり、9月1日に混乱は起きない」
8月30日、EUのライチャーク(Miroslav Rajčák)ベオグラード・プリシュティナ間対話及び西バルカン担当特別代表は、メディアのインタビューに答え、「セルビア・コソボ間の懸案となっている車両ナンバープレート問題の解決にはあと2ヶ月の猶予があり、9月1日に混乱が起きることは無い。」と述べた。
ライチャーク特別代表は、「コソボ政府は、コソボ領内での車両登録の切り替え及びナンバープレート付け替え手続きについて、9月1日より開始し10月末までに完了することが必要だとしている。従ってあと2ヶ月間の猶予がある。我々はセルビア・コソボ間の越境時のIDカードの利用について合意に成功した。ナンバープレートについても、今後2ヶ月の間に解決策に合意できると信じている。」と述べた。
ライチャーク特別代表はまた、「既に我々は一定の解決案を当事者に提案しているが、今はその詳細を明かすことは賢明では無いだろう。」と述べ、EUが何らかの解決案を提示していることを示唆した。
「コソボ政府は、2ヶ月間の猶予という点について同意しているのか。」との記者からの質問に対し、ライチャーク特別代表は「勿論である。ナンバープレートに関する手続きは9月1より開始され、そこから2ヶ月間続く。9月1日に何か劇的な事が起こる理由は無く、何も起きないと考えている。」と答えた。
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