ベオグラード環状道路新区間が6月1日に開通予定

2月25日、ベシッチ(Goran Vesić)建設・運輸・インフラ大臣は、ベオグラード郊外に整備中の環状道路の新区間が6月1日に開通することを明らかにした。

新たに開通するのはベオグラード南部のストラジェビツァ(Straževica)からブバニ・ポトク(Bubanj Potok)までの訳9.6kmの区間で、この中には360mのトンネルと913mの橋が含まれる。

ベシッチ大臣は、「新区間の開通によってガゼラ橋を迂回することが可能となり、ベオグラード中心部における交通渋滞の緩和と大気汚染の軽減に大きく貢献する」と述べた。

ベオグラード環状道路については、今後、ブバニ・ポトクからパンチェボ(Pancevo)までの区間の整備が予定されている。ドナウ川を渡る新たな橋の建設を含むこの区間の工事は、環状道路整備計画の中でも最も複雑なものになると予想されており、その総工費は約5億ユーロと見込まれている。この区間の工事について、セルビア政府は2019年に中国電力建設(PowerChina)及びAzvirt社(アゼルバイジャン)との間で覚書を交わしている。

建設・運輸・インフラ省プレスリリース(セルビア語)

(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)

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