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エア・セルビアが新機材として4機目のE-195を受領:30機体制でネットワーク拡大路線を継続

1月31日、セルビアのフラッグキャリアであるエア・セルビア(Air Serbia)は、機材拡充の一環として新たにエンブラエルE195(Embraer E-195)型機、機体記号「YU-ATD」を受領した。2015年に製造された同機は118席を備え、必要な手続きを終えた後、同社の欧州路線に投入される予定となっている。

エア・セルビアのプレスリリースによれば、同機は、コスタリカのサン・ホセ(San José)でエア・セルビアの新しい塗装を施された後、北米および大西洋を横断する3日間のフェリーフライトを実施した。サン・ホセを出発し、ニューヨーク、カナダのグースベイ、アイスランドのケプラヴィークを経由してベオグラードに至る総飛行距離は1万2000キロメートルを超えた。

エンブラエルE195のテクニカル・パイロットであり、約5000時間の飛行経験を持つマルシッチ(Damir Maršić)機長は、同機について「非常に多様な気象条件下でも高い信頼性を証明してきた、極めて現代的な機体である」と評した。また、左右2席ずつの座席配置は旅客からの人気が高く、快適性と運用効率のバランスが、同社がこの型機を選定した主要な理由の一つであると述べている。

YU-ATDの到着により、エア・セルビアの保有機体数は合計30機となった。現在の機材構成は、広胴機のエアバスA330-200(Airbus A330-200)が4機、A320-200が3機、A319-100が9機、エンブラエルE195が4機、そしてATR72-600(ATR 72-600)が10機となっている。同社は2025年、前年比3%増となる457万人の旅客を運び、総運航便数も前年比4%増の4万8925便に達するなど、前身である旧ユーゴスラヴィア航空(JAT)時代の記録を塗り替える過去最高の業績を収めている。

2026年に向けて、同社はさらなるネットワーク拡大を計画している。ギリシャのサントリーニ、アゼルバイジャンのバクー(Baku)、スペインのテネリフェおよびセヴィリア(Seville)、アリカンテ、ノルウェーのトロムソ、そしてカナダのトロントへの直行便を新たに開設する予定である。機材の継続的な強化と近代化は、ネットワークの密度向上と旅客サービスの質的改善を目指す同社の長期的な成長戦略に基づいている。

(アイキャッチ画像:Air Serbia)

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