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【報道】セルビア政府、旧国防省跡地再開発でクシュナー氏側とJV設立合意か-契約内容に批判も

セルビアの週刊誌「ラダル(Radar)」は、ベオグラード中心部の旧ユーゴスラヴィア国防省(通称ゲネラルシュタブ)跡地再開発を巡り、セルビア政府が米国のジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)氏側と結んだとされる契約のさらなる詳細を報じた。

11月17日付けの「ラダル」報道によると、2024年5月に締結されたとされる契約の付属書5B「土地リース契約(Ugovor o zakupu)」では、同跡地の区画を、新設される合弁会社(JV)に対し、99年間無償でリースすることが定められている。このJVには、クシュナー氏側の企業「Atlantic Incubation Partners LLC」が77.5%、セルビア側が22.5%を出資することが以前報じられていた。

契約ではさらに踏み込み、計画されている3棟のタワー(高さ135m)が建設され、最終的な使用許可が得られた時点で、このJVが土地の所有者(vlasnik zemljišta)になることが規定されているという。

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