世銀が北マケドニアの経済成長率予測を下方修正

世界銀行は、北マケドニアの経済成長率が2023年の推定1%から2024年は1.8%に加速すると予測し、6月時点での2.5%という予測を下方修正したことを明らかにした。

10月17日に発表した世銀の「西バルカン定期経済報告書」において明らかにしたもので、それによれば、2024年の北マケドニア経済の成長は、好調な観光業や建設部門、消費と投資の伸びに牽引されている一方、主要貿易相手国であるEU(特にドイツ)経済の低迷による輸出への影響、インフラ投資の遅れと公共投資の停滞、金融引き締め政策の影響、構造的な生産性の低さ等の問題から、当初予測程の成長の伸びを期待することが難しいと、世銀は指摘している。

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