コソボ首相とNATO事務総長が電話会談
8月2日、コソボのクルティ(Albin Kurti)首相と北大大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長が電話会談を行った。
コソボ首相府は会談後、「クルティ首相はストルテンベルグ事務総長に対し、コソボ政府が実施を予定している措置(注:セルビア政府発行のIDとナンバープレートを用いたコソボ側への越境を認めず、IDについてはコソボ政府発行書類の携帯義務づけ、ナンバープレートについてはコソボ政府発行ナンバープレートへの付け替えを求めるもの)はコソボの法律と憲法に則ったものであり、またその実施は国際社会との協調の下でなされることを説明した。クルティ首相はまた、過去数ヶ月間にわたり、コソボ政府が実施を予定してきた措置に関する偽情報キャンペーンが、セルビア政府の影響下にあるメディアによって繰り広げられてきており、それはロシア政府の支援の下で行われていることが確認されているっことを説明した。」と発表した。
一方、ストルテンベルグ事務総長は会談後、自身の公式Twitterアカウントを通じて、「両当事者は、冷静さを保ち、一方的な行動を避け、EUが仲介する対話を支援しなければならない。私自身もプリシュティナ及びベオグラードとの緊密な意思疎通を維持する。」と述べた。
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