NATOがKFORの増派を発表
5月30日、前日にコソボ北部ズベチャン(Zvečan/Zveçan)で発生したセルビア人住民と北大西洋条約機構(NATO)主導のコソボ国際安全保障部隊(KFOR)との衝突によって負傷者が発生した事態を受け、NATOのストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長は、KFORに対し700名を増派すると発表した。
増派される要員はNATOの西バルカン作戦予備部隊(Operational Reserve Force for the Western Balkans)から供出される。またこれに加え、大体規模のNATO予備部隊について、必要に応じて展開できるよう高度即応体制を維持すると発表した。
ストルテンベルグ事務総長は、「これらの措置は慎重に検討されたものであり、KFORが国連安保理決議によって与えられた任務を確実に遂行するための部隊と能力を維持するためのものである。」と述べた。
同日、NATOナポリ統連合軍司令部(NATO JFC Naples)も公式Twitterアカウントを通じて、KFORの増派を発表した。
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