世銀がモンテネグロの2024年成長率を3.4%と予想:公的債務残高は引き続きリスク要因と指摘

世界銀行は、モンテネグロの経済成長率が観光シーズンの低迷により、2023年の6.3%から2024年は3.4%に減速すると予測し、6月時点の見通しを維持したことを明らかにした。

10月17日に発表した世銀の「西バルカン定期経済報告書」において明らかにしたもので、それによれば、世銀は、「財政戦略に反映されている2024年10月からの最低賃金と実質賃金の引き上げを考慮すると、2025年の火力発電所の改修休止によりエネルギー輸入が増加するものの、個人消費が2025年の成長率を3.5%に押し上げると予想される。中期的な成長は、モンテネグロのEU加盟に向けた進展により持続的に刺激されると見込まれる」と指摘している。

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