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セルビア・日本ビジネスフォーラムが開催される:セルビア大統領は東京への直行便就航の可能性及びセルビアの格付け見直しを示唆

10月17日、日本貿易振興機構(JETRO)主催による日本からのビジネスミッションのセルビア訪問に合わせ、ベオグラードにおいてセルビア・日本ビジネスフォーラムが開催された。

セルビア大統領府プレスリリースによれば、ビジネスフォーラムに出席したセルビアのヴチッチ(Aleksandar Vučić)大統領は、「これは過去最大規模の日本のビジネス代表団のセルビア訪問であり、皆様の来訪を感謝いたします。我々は二国間関係を成功裏に改善し、セルビアへの新規日本投資を含め、多くの成果を共に達成してきました。日本との関係強化は我々にとって最重要事項であり、より頻繁な訪問をお願いしたいと思います」と述べ、日本企業のセルビアへの更なる進出を呼びかけるとともに、セルビアと日本の二国間経済関係の強化に向けた取り組みを表明した。

また現地報道等によれば、ヴチッチ大統領は、セルビアが今年初めてS&Pから投資適格級の格付けを取得したことに触れ、「年末までには、フィッチとムーディーズも同様の格付け見直しを行うとの確認を得ている」と発言したうえで、これは、セルビアの経済成長と対外バッファーの増加を反映したものであると指摘した。

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またヴチッチ大統領は、エア・セルビアによるベオグラード・東京間の直行便開設について言及し、「今後6ヶ月以内に路線開設を実現するために最善を尽くす」と表明した。同大統領によれば、マリ(Siniša Mali)財務大臣との協議で、東京を含む3つの新規就航先への直行便導入が現在検討中とされている。なお、エア・セルビアは今回のビジネスフォーラムに合わせ、同社初となるベオグラード・成田間のチャーター直行便を運航し、日本からのビジネスミッションを輸送した。

ヴチッチ大統領は、「これは過去最大規模の日本のビジネス代表団のセルビア訪問であり、我々は二国間関係をさらに改善し、セルビアへの新規日本投資を含め、多くの成果を共に達成していきたい」と強調した。

(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)

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