北マケドニア中銀が政策金利を3.5%に利上げ

10月10日、北マケドニア中銀(National Bank of the Republic of North Macedonia)は、金融政策委員会定例会合において、政策金利を0.5ポイント引き上げ、3.5%とすることを決定した。またこれに伴い、翌日物及び7日物預入ファシリティー金利も各々0.5ポイント引き上げられ、1.4%及び1.45%とされた。

 中銀はプレスリリースにおいて、今回の決定は継続するインフレ圧力上昇を考慮した結果であると説明した。中銀は2022年4月以降、8月を除いて毎月利上げを行っており、今回が6回目の利上げとなった。

 2022年9月時点での北マケドニアのインフレ率は前年同期比で18.7%、2022年1月対比で12.4%となっており、中銀はその最大の要因は食料品及びエネルギー価格の輸入価格の上昇であると指摘している。

北マケドニア中銀プレスリリース(英語)

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