フランス電力代表団がセルビアを訪問:原子力分野での協力可能性について協議

6月17日、フランス電力(EDF)代表団がセルビアを訪問し、セルビアのジェドビッチ=ハンダノビッチ(Dubravka Đedović Handanović)鉱業・エネルギー大臣と会談した。セルビア政府発表によれば、この会談では特に原子力分野での協力が議題となった。

ジェドビッチ=ハンダノビッチ大臣は、「現在セルビア政府が制定中の国家エネルギー・気候変動対策統合計画においては、セルビアのエネルギーミックス戦略の一つとして、原子力をベースロード電源に位置づけるシナリオが検討されている」と述べた。

セルビアは、今年3月のヴチッチ(Aleksandar Vučić)同国大統領のフランス訪問の際に、EDFとの間で、エネルギー転換及び脱炭素技術分野での協力に向けた戦略パートナーシップに関する覚書を署名している。

セルビア政府プレスリリース(セルビア語)

(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。