モンテネグロ政府が火力発電所廃止期限の延期をEUに要請

モンテネグロ政府は、新たに策定した国家エネルギー・気候計画の草案において、同国唯一の火力発電所であるプリェヴリャ発電所の閉鎖時期を2041年とする方針を示した。モンテネグロ政府は、当初の閉鎖期限であった2030年からの延期について、欧州委員会の承認を求めている。

モンテネグロ国内紙ヴィエスティの報道によれば、モンテネグロのムヨヴィッチ(Sasa Mujović)エネルギー大臣は、エネルギー・気候計画計画の実現には11億ユーロという巨額の資金が必要となることから、2030年までの目標達成は非現実的であるとの見解を示している。

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