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世銀に続きIMFもコソヴォを「脆弱国家リスト」から除外 ― 制度的進歩と安定を評価

7月17日、コソヴォ中央銀行は、国際通貨基金(International Monetary Fund, IMF)がコソヴォを2026会計年度の「脆弱・紛争影響国リスト」から除外したと発表した。

コソヴォ中央銀行(Central Bank of the Republic of Kosovo, CBK)はプレスリリースで、「コソヴォの制度的進歩とマクロ金融の安定性に対するこの重要な承認について、IMFに深い感謝の意を表する」と述べた。コソヴォはこれまで、紛争後の課題や制度的な脆弱性を理由に、定期的にこのリストに含まれていた。

IMFは、各国に合わせた関与や支援の指針とするため、2008年にこのリストを初めて作成し、2023年からは毎年更新している。リストからの除外は、当該国が一定の制度的成熟と経済的安定を達成したことを示す国際的な評価と見なされる。

この決定に先立ち、先週には世界銀行(World Bank)もコソヴォを社会・制度的に脆弱な国のリストから除外したとCBKは発表しており、国際金融機関によるコソovoの安定性への評価が相次いで高まっていることが示された。

参考記事

(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)

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