モンテネグロ空港コンセッション、韓国・仁川空港が首位評価獲得 ― 手続き混乱し異議申し立ても

7月17日、モンテネグロ政府は、首都ポドゴリツァ（Podgorica）とアドリア海沿岸のティヴァト（Tivat）にある2つの国際空港の30年間の運営権を付与するコンセッション入札で、既出の報道通り、韓国の仁川国際空港公社（Incheon International Airport Corporation, IIAC）を首位にランク付けしたと発表した。しかし、この結論に至るまでの選定プロセスは、入札委員の辞任や国際金融公社（International Finance Corporation, IFC）との深刻な対立など混乱を極めており、今後の展開は依然として不透明となっている。