コメルチヤルナ銀行によるストパンスカ銀行の買収は失敗

9月24日、北マケドニア国内大手銀行であるコメルチヤルナ銀行(Komercijalna Banka)は、同国ストパンスカ銀行(Stopanska Banka Bitola)に対する2,030万ユーロの買収提案について、必要とされる67%の株主承認を得られなかったため、不成功に終わったと発表した。

マケドニア証券取引所に対しコメルチヤルナが提出した書類によれば、コメルチヤルナによる買収提案を受け入れたのは、ストパンカの発行済み株式の45.05%にあたる176,154株分の株主であった。

コメルチアルナは「成功の閾値に達しなかったため、コメルシヤルナ銀行によるストパンカ銀行の買収提案は不成功と見なされる」と述べた。

コメルチヤルナ銀行は8月末に、ストパンカ銀行の全株式を取得するため、1株あたり3,200デナル(約52ユーロ)でのM&Aを開始していた。ストパンカ銀行の発行済み株式は390,977株であり、一株当たりの額面価値は3,000デナルであった。24時点でのストパンスカ株の平均株価は3,200デナルであったのに対し、同日のコメルチヤルナ株の平均取引額は24,034デナルであった。

(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)

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