セルビア大統領が一帯一路国際協力フォーラムに出席
10月17日及び18日、セルビアのブチッチ(Aleksandar Vučić)大統領は、中国政府が主催する第3回一帯一路国際協力フォーラムに出席するため北京を訪問した。
訪問後に発表されたセルビア大統領府プレスリリースにおいて、ブチッチ大統領は、「今回の訪問において達成した成果は、今後の数年間、数十年間に渡って現れることになる。我々は中国から多くのことを学び、それによって自由で独立し、繁栄したセルビアを世界に向けて示すことが出来るようになる。」と述べた。
ブチッチ大統領はこの訪問中に中国の習近平国家主席との二者会談を行った。ブチッチ大統領は、習主席との会談ではコソボ問題、国際法の遵守、セルビアが現在直面する問題、国際社会におけるダブルスタンダードの問題が話題になったことを明らかにしたうえで、「これらの問題について中国の友人からの理解が得られた。我々は、政治、経済、軍事面での協力について話し合った。」と述べた。
またブチッチ大統領は、17日に締結されたセルビア・中国間のFTAについて、「セルビアの経済成長に大きく資するものであり、生産者だけではなく両国の全ての国民が利益を実感するものとなるだろう。」と述べた。
この訪問中、ブチッチ大統領は、エチオピア、タイ、ラオス、ハンガリー、インドネシア、トルクメニスタンの首脳とも会談を行った。
(アイキャッチ画像出典:セルビア大統領府)
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