議会が2024年予算案を可決:財政赤字は対GDP比3.4%の見込み

12月27日、北マケドニア国民議会は、2024年予算案を可決した。可決された予算案によれば、2024年の財政赤字は対GDP比3.4%となる335億デナル(約5億4,400万ユーロ)と見込まれている。

歳入は前年比10%増の3,101億デナル、歳出は同5.8%増の3,436億デナルとされている。財政赤字は前年より92億デナル減少する見込みとなっている。

ベシミ(Fatmir Besimi)財務大臣は、「この予算案は、長引く不確実性と世界規模での経済停滞がもたらすリスクに備えるものである。経済回復と成長加速の戦略は、まず第一に公共部門を中心とした堅実な投資サイクル、主要なインフラプロジェクト、および予算政策によって支援される民間部門の発展を促進することに基づく。」と述べている。

同予算案においては、2024年の経済成長率は3.4%、インフレ率は3.6%と指定されている。

北マケドニア財務省プレスリリース

(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。