北マケドニア議会が2025年度予算案を可決

12月10日、北マケドニア議会は2025年度予算案を可決した。

北マケドニア財務省の発表によると、2025年度予算は国内総生産(GDP)比4%に相当する413億デナル(約6億7,340万ユーロ)の財政赤字を見込んでいる。

2025年度予算では、経済成長率3.7%、インフレ率2.2%を想定している。歳入は前年比13%増の3,588億デナル、歳出は同10%増の4,002億デナルを計画している。

ディミトリエスカ=コチョスカ(Gordana Dimitrieska-Kochoska)財務相は、新予算について財政健全化計画の推進や財政の持続可能性の向上、経済成長の促進を目指した政策変更を導入したと説明した。

北マケドニア統計局のデータによると、北マケドニアの経済成長率は2024年第3四半期に実質3.0%を記録し、前期の2.8%から加速した。また、11月の消費者物価上昇率は前年同月比4.3%となり、10月の3.5%から上昇している。

財務省の最新データでは、2024年1月から10月までの財政赤字は240億デナルとなり、前年同期の251億デナルから改善している。

(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)

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