EPSが新監査役を選任

6月8日、セルビア電力公社(Elektroprivreda Srbija, EPS)は、株主総会において新たな監査役(members of Supervisory Board)7名を選任した。

EPSは、ロシアのウクライナ侵攻等に起因するエネルギー価格高騰の影響を受け、2023年4月に、それまでの公営企業から、セルビア政府が100%保有するジョイント・ストック・カンパニーの形態へ転換しており、株主総会には株主であるセルビア政府を代表してジェドビッチ(Dubravka Djedović)鉱業・エネルギー大臣が出席した。

ジェドビッチ大臣は、「これはEPSにとって新たな時代の幕開けであり、それは全てのセルビア国民と政府の願いでもある。EPSを強靱で近代的な会社として成功させるという我々の目標を達成するためには、過去30年間と同じやり方をするわけにはいかない。」と述べた。

ジェドビッチ大臣はまた、「EPSの所有者であるセルビア政府は、ノルウェーとの協力の下で新たなEPSを運営するという戦略的判断を下しており、今回選出された監査役のうち3名がノルウェー人であることにもそれは示されている。」と述べた。

なお、監査役会議長には、元ノルウェー首相府次官であるウルセス(Oluf Ulseth)氏が選出された。

セルビア政府プレスリリース

(アイキャッチ画像出典:セルビア政府ウェブサイト)

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