
ボスニア・ヘルツェゴヴィナが、セルビアとのガスパイプライン相互接続に向けた建設工事の入札を開始
1月5日、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの天然ガス供給会社であるサラエヴォ・ガス(Sarajevo-gas a.d.)は、同国とセルビアおよびクロアチアの国境を結ぶ新たなガスパイプライン「東部インターコネクター(Eastern Interconnection)」の設計および建設に関する入札を開始したことを明らかにした。
同国の公的調達ポータルで先週公開された公示によると、この入札の推定事業規模は付加価値税(VAT)抜きで9億兌換マルク(約4億6,000万ユーロ)に上り、関心のある事業者は1月28日までに応募が可能となっている。計画されているパイプラインは、セルビアとの国境に位置するシェパク(Šepak)を起点とし、ビイェリナ(Bijeljina)、バニャ・ルカ(Banja Luka)、プリイェドル(Prijedor)を経由して、クロアチア国境のノヴィ・グラード(Novi Grad)に至るルートで構成される。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナは現在、国内でのガス生産を行っておらず、ガスの供給を完全に輸入に依存している状態にある。主な供給ルートは、ロシア産の天然ガスがトルコストリーム(Turk Stream)を経由し、セルビアを通って輸送されるものであり、今回の「東部インターコネクター」プロジェクトは、セルビア側のガス網との連携をさらに強化する狙いがある。
昨年11月には、米国の全面的な支援の下で、クロアチアとのガス・パイプライン計画である「南部インターコネクター」プロジェクトの推進が関係各国間で合意されている。
なお、本事業の主体となるサラエヴォ・ガスの株式は、バニャ・ルカ証券取引所(Banja Luka Stock Exchange)に上場しているものの、過去1年間取引が行われていない。
(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)





























































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