エアセルビアがAPGを日本での総販売代理店に選定
8月15日、航空会社を対象とする総販売代理店(GSA)業大手のAPG社(本社:フランス)は、日本におけるエアセルビアのGSA業務を受託したと発表した。
APG社プレスリリースによれば、エアセルビアとの契約に基づき、APGは日本市場におけるエアセルビアのプレゼンス向上、新たなビジネスチャンスの開拓、日本における営業・マーケティングについての支援を行う。
APG社日本オフィスのアサノ所長は、「このパートナーシップ契約は、我々の有する専門性を活用し、日本におけるエアセルビアの成長を支援する有益な機会を提供するものとなるだろう」と述べた。また、エアセルビアのルピッチ販売・戦略本部長は、「日本におけるGSAとしてのAPGとのパートナーシップは、日本市場におけるエアセルビアのプレゼンス向上の取り組みにとって画期的な出来事である。APGの専門性とネットワークを活用し、我々は、日本の旅行者に対し、欧州やそれ以外の地域に向けた我々の航空路線網へのシームレスな接続を提供し、我々のサービスへのアクセスを向上させていく」と述べている。
エアセルビアは、欧州域外への長距離路線として、既に中国(天津、広州)及び米国(NY)への直行便を運行しているが、過去には、今後の新規長距離路線の就航先候補として日本と韓国に言及したことがある。
APGは現在、エアセルビアを含め14のエアラインのGSAを日本において務めているが、欧州系エアラインとしては、エアセルビアはAPGにとって、日本市場においてTAPポルトガル航空に次ぐ2番目の顧客となった。
(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)
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