
北マケドニア、第3の携帯通信事業者にハンガリー4iG子会社を選定
1月12日、北マケドニアの電子通信庁(Agencija za elektronski komunikacii:AEK)は、ハンガリーのIT・通信大手4iG傘下の「ワン・マケドニア(One Makedonija Telekomunikacii DOOEL Skopje)」を、同国における第3の移動体通信事業者として選定する決定を下した。同社は実施された公開入札における唯一の適格な入札者であった。
AEKのアキク(Jeton Akiku)局長が署名した入札結果決定書によると、ワン・マケドニア社には700MHz、1800MHz、および3.x GHz帯の無線周波数を使用する免許が与えられる。具体的には、703-713/758-768MHz帯(免許A1)および3.5-3.6GHz帯(免許C1)については15年間、1775-1785/1870-1880MHz帯(免許B1)については8年間の使用期間が設定されている。これら3つの免許取得にかかる一時金の総額は8,020,003ユーロ(約802万ユーロ)であり、内訳はA1が4,200,001ユーロ、B1が1,500,001ユーロ、C1が2,320,001ユーロとなっている。同社は決定通知の受領から10日以内に、これらを北マケドニアの国家予算に支払う義務を負う。
今回の選定プロセスは、政治的情勢により当初の予定から遅延が生じていた。2025年8月に実施された地方選挙に伴い、国家資産の譲渡などの重要決定が制限されたため、AEKは入札手続きの完了を選挙後まで延期していた経緯がある。北マケドニア政府は2024年に、ミツコスキー(Hristijan Mickoski)首相が4iGとの間で市場参入に関する覚書を締結し、通信市場の競争促進のために第3の事業者を導入する意向を表明していた。
現在、北マケドニアの全国規模の移動体通信市場は、ドイツ・テレコム(Deutsche Telekom)傘下のTモバイル・マケドニア(T-Mobile Macedonia)と、オーストリアのA1テレコム・オーストリア・グループ(A1 Telekom Austria Group)傘下のA1マケドニア(A1 Makedonija)の2社によって事実上独占されている。すでにアルバニアやモンテネグロでも「ワン(One)」ブランドで事業を展開している4iGの参入により、北マケドニアにおける5Gネットワークの構築加速とサービス競争の激化が予想されている。





























































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