
NISが事業継続に向けた新規ライセンスを米国に申請―所有権移転交渉の進展に伴い時間的猶予を求める
11月19日、ロシア資本傘下にあるセルビアの石油・ガス大手セルビア石油産業(Naftna Industrija Srbije: NIS)は、米国財務省外国資産管理室(Office of Foreign Assets Control: OFAC)に対し、同社の所有権構造の変更に関する交渉が継続している間、事業運営を可能とする新たなライセンスの発行を申請したことを明らかにした。
19日付のNISプレスリリースにおける発表および現地報道によると、今回の申請は11月18日付で行われたものである。NISはすでに11月14日付でOFACよりライセンスを取得しており、これにより株主およびハンガリーMOL社など関心を持つ当事者間での所有権変更交渉を行うことが承認されている。この交渉用ライセンスの有効期限は2026年2月13日までとされているが、今回の新たな申請は、持続可能な解決策に向けた交渉が行われている期間中の、同社の円滑な事業運営そのものを法的に保護することを目的としている。






































































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