
【2025年EU拡大国別進捗報告書】モンテネグロは「最も進展した国」との高評価-欧州委は加盟条約の準備開始を表明
11月4日、欧州委員会は2025年版の「拡大パッケージ」および各加盟候補国のEU加盟交渉に関する国別進捗報告書を発表した 。西バルカン諸国の中で、モンテネグロは過去1年間で最も大きな進展を遂げた国として高く評価され、2028年までのEU加盟という「野心的な目標」の達成に向けた軌道に乗っていると評価された。
コス(Marta Kos)拡大担当欧州委員は同日、ブリュッセルで行われた欧州議会外務委員会(AFET)の会合において、モンテネグロがEU加盟に向けた準備において「最も進んでおり」、加盟交渉の完了を視野に入れ、モンテネグロのEU加盟に向けた「加盟条約」の準備を間もなく開始すると述べた。
公表された国別報告書によると、EU加盟交渉における35の政策分野(Chapter=章)のうち、モンテネグロは司法・基本権(第23章)、公共調達(第5章)、漁業(第13章)を含む12の章で評価を改善させた。特に、外交・安全保障政策(第31章)や知的財産法(第7章)などでは、5段階評価で最高位となる「かなり進展している(well advanced)」との評価を得ている 。








































































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