EBRDがセルビア都市暖房の再エネ転換支援のため3,000万ユーロを融資

7月9日、欧州復興開発銀行（EBRD）は、セルビアの地方都市における都市暖房の再生可能エネルギーへの転換を支援するため、3,000万ユーロの融資を行うことを発表した。このプロジェクトは、ニシュ、クラグイェヴァツ、ノヴィ・パザルなど10の地方都市における都市暖房の近代化を目指しており、熱交換施設や地域暖房ネットワークの改修、その他のエネルギー効率向上措置を含んでいる。

このプロジェクトには、EBRDによる融資に加え、スイス対外経済庁（State Secretariat for Economic Affairs）、EUの地域エネルギー効率化プログラム（Regional Energy Efficiency Programme, REEP）及びオーストリア政府からの最大1,200万ユーロの資金が拠出される。プロジェクトの実施はセルビアの鉱業・エネルギー省が参加自治体および各都市の暖房運営公社と協力して行うことが予定されている。