モンテネグロ政府とセルビア正教会が基本合意文書に署名

8月3日、モンテネグロのアバゾビッチ首相とセルビア正教会のポルフィリェ総主教は、モンテネグロの首都ポドゴリツァにおいて、モンテネグロ政府とセルビア正教会の関係を規定する基本合意文書に署名した。この署名は、ポルフィリェ総主教のモンテネグロ訪問を含め事前の予告無しに実施されており、署名実施はアバゾビッチ首相の公式Twitterアカウントからの発信によって明らかにされた。

合意文書を巡っては、モンテネグロの国益に反するものとして国内において反対する声が挙がっており、現在の連立政権に参加している社会民主党(SDP)及び閣外協力している社会主義者民主党(DPS)は、政府が合意文書に署名する場合には連立政権への協力を取り止めるとの意向を表明している。

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