セルビア議会が総選挙後の初会合を開催
8月1日、総選挙の結果を受けたセルビア国民議会の初会合が招集された。
セルビアでは4月3日に総選挙が実施されたが、一部の投票所において選挙不正があったとされ、その後当該投票所で5回に及ぶ再投票が繰り返された。そのため、選挙管理員会が最終結果を発表したのは7月5日であった。
この結果を受けて招集された新議会の議席配分は次のとおりとなった。
- セルビア進歩党(SNS、党首はブチッチ大統領):120議席
- 統一セルビア野党連合(UZPS):38議席
- セルビア社会党(SPS):31議席
- 国民民主オルタナティブ(NADA):15議席
- モラモ(Moramo、”We must”の意味):13議席
- 扉(Dveri):10議席
- 制約を果たす者(Zavetnici):10議席
- ボイボディナのハンガリー人連合(SVM):5議席
- 正義和解党(SPP):3議席
- サンジャク民主行動党(SDAS):2議席
- ボイボディナのクロアチア人民主連合(DSHV)・共にボイボディナのために(ZV):2議席
憲法上の規定により、新議会初会合から90日以内に新政府を成立させることが必要とされているが、SNS党首であるブチッチ大統領はメディアに対し、8月中旬までに新首相候補者を明らかにすると述べている。
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