アルバニア中銀が政策金利を1.75%に引き上げ

8月3日、アルバニア中央銀行(Bank of Albania)は政策金利をそれまでの1.25%から0.5ポイント引き上げ、1.75%とすることを発表した。また同時に、翌日物借入金利を2.25%から2.75%へ、同預入金利を0.25%から0.75%へそれぞれ0.5ポイント引き上げることを発表した。

同日記者会見を行った同中銀のセイコ(Gent Sejko)総裁は、「インフレ圧力の増大はこれまでの予想を上回るものとなっており、金融政策正常化の継続を決定した」と述べた。

7月のアルバニア国内インフレ率(消費者物価指数)は7.4%に達しており、その背景には世界規模での食料品、原油、輸送コストの高騰が影響していると見られている。セイコ総裁は、2022年中はインフレ率は高止まりし、2024年上期には目標値である3%に戻るとの見通しを示した。

アルバニア中銀プレスリリース(英語)

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