モンテネグロ:2022年の貿易赤字は前年比37.3%拡大

モンテネグロ統計局は、2022年の貿易額を公表した。それによれば、貿易赤字は前年比37.3%増の28億3,952万ユーロとなった。

輸出額は前年比60.2%増の7億20万ユーロに対し、輸入額は同41.3%増の35億3,980万ユーロとなった。輸入額に対する輸出額の比率は19.8%となり、前年の17.4%から2.4ポイント改善した。

貿易相手国別に見ると、輸出入ともにセルビアが最大の貿易相手国となっており、そのほかボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、ギリシャ、イタリアといった近隣国との貿易額が大きいが、輸入相手国では中国が2位となっている。

輸出相手国:輸出額
(輸出額に占める割合)
輸入相手国:輸入額
(輸入額に占める割合)
セルビア:1億4,941万ユーロ(21.3%)セルビア:6億1,471万ユーロ(17.3%)
スイス:1億795万ユーロ(15.4%)中国:3億3,057万ユーロ(9.3%)
ボスニア・ヘルツェゴビナ:9,056万ユーロ(12.9%)ギリシャ:2億9,536万ユーロ(8.3%)
スロベニア:5,107万ユーロ(7.2%)ドイツ:2億7,190万ユーロ(7.6%)
ルクセンブルク:3,671万ユーロ(5.2%)クロアチア:2億1,473万ユーロ(6%)
2022年相手国別貿易額

モンテネグロ統計局プレスリリース

(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。