
モンテネグロ、ブドヴァ・バイパス整備事業の入札を開始
10月14日、モンテネグロ国営高速道路会社であるモンテプット(Monteput)は、アドリア海沿岸高速道路の一部となるブドヴァ(Budva)市周辺のバイパス道路について、主要プロジェクトの設計と建設工事に関する入札を開始したと発表した。
モンテプットの公式Faceboookアカウントへの投稿によれば、今回の入札は、マルコヴィチ(Markovići)とラストヴァ・グルバリスカ(Lastva Grbaljska)を結ぶ区間の第1フェーズを対象としている。モンテプットの発表によれば、プロジェクト総額は1億9,620万ユーロで、契約締結後の工期は48ヶ月とされている。
全長約8kmとなるこのバイパス道路区間には、4本の橋と2本の二車線トンネルの建設が含まれており、ルート全体の70%以上がこれらの建造物で構成されることになる。
モンテプットは、このプロジェクトがモンテネグロにとって極めて重要であり、沿岸地域のより迅速、安全かつ効率的な接続性を実現するとともに、国の交通インフラ開発と地域連結性の強化に大きく貢献するものであると強調している。
(アイキャッチ画像出典:Shutterstock)
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