セルビア政府が最大10%の最低賃金引き上げを提示:労組は引き上げ幅が小さいと反発

8月19日、ステヴァノヴィッチ(Saša Stevanović)財務次官は、最低賃金を巡る国内主要労組との会合に際し、政府側が8%から10%の最低賃金引き上げを提案したと明らかにした。

国営タンユグ通信のインタビューに答えて述べたもので、ステヴァノヴィッチ次官は、ヴチッチ(Aleksandar Vučić)大統領が「2027年までに最低賃金を650ユーロまで引き上げる」という目標を掲げていることに言及しつつ、「政府はこの目標達成に責任を持ってコミットしているが、同時に、現在だけではなく将来に向けた経済政策とマクロ経済の安定に責任を負っている」と述べた。

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