UAE企業との間でドゥラス港再開発計画に関する了解覚書に署名

8月10日、ラマ(Edi Rama)首相は、アルバニア港湾開発公社が、アラブ首長国連邦(UAE)企業であるイーグルヒルズ社(Eagle Hills Real Estate Development)との間で、ドゥラス港再開発計画に関する了解覚書に署名したと明らかにした。再開発に係る投資額は約20億米ドルであり、ドゥラス港は複数の大型ホテルやヨットマリーナ等を備えた複合的リゾート地として整備されることが予定されている。複数の国内メディアが伝えた。

ラマ首相はメディアに対し、「この再開発計画はアルバニアにおける過去最大の観光分野への投資であり、ドゥラスだけではなく国全体を恒久的に変化させるものである。この計画により、ドゥラスの資産価値は大きく向上し、アルバニアのイメージは大きく変わることになるだろう。現在、モンテネグロは西バルカン地域で最も高い所得水準を達成しているが、その契機となったのは港湾開発にあったことを、我々は理解する必要がある。」と述べた。

ドゥラスはアルバニア最大の港湾を有する同国第2の都市であり、近隣のポルト・ロマノにおいて北大西洋条約機構(NATO)の海軍基地を建設する計画がNATOとアルバニア政府の間で議論されていると、ラマ首相は過去に明らかにしている。

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