北マケドニア中銀が政策金利を3%に利上げ

 9月13日、北マケドニア中銀(National Bank of the Republic of North Macedonia)は、金融政策委員会定例会合において、政策金利を0.5ポイント引き上げ、3%とすることを決定した。またこれに伴い、翌日物及び7日物預入ファシリティー金利も各々0.5ポイント引き上げられ、0.9%及び 0.95%とされた。

 中銀はプレスリリースにおいて、今回の決定は、継続的なインフレ圧力をはじめとした複数の要因を総合的に勘案した結果であると説明した。これまで段階的に行われてきた金融政策正常化措置の効果と直近のインフレ率を考慮した結果であると述べている。

 2022年8月時点での北マケドニアのインフレ率は前年同期比で11.6%となっており、中銀はその最大の要因は食料品及びエネルギー価格の輸入価格の上昇であるとしている。

北マケドニア中銀プレスリリース(英語)

(アイキャッチ画像出典:Shuterstock)

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