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モンテネグロ中銀、SEPA決済手数料に上限を設定:個人の少額送金は最大2セントに

7月9日、モンテネグロ中央銀行(Central Bank of Montenegro: CBCG)は、同国が加盟する単一ユーロ決済圏(Single Euro Payment Area: SEPA)における支払手数料に上限を設ける一連の改革措置を決定したと発表した。この決定により、例えば個人の200ユーロまでの初回日次送金手数料は最大0.02ユーロ(2セント)に制限されるなど、市民生活に直結する具体的な負担軽減が図られる。この改革により、国民および経済全体で年間1,390万ユーロ(約1,630万ドル)の負担軽減につながると試算されている。

モンテネグロは2024年11月にSEPAへ加盟しており、今回の決定は、資金移動の自由化、取引迅速化、そして欧州連合(EU)基準の価格体系導入を目指す包括的な改革パッケージの一部である。国内の各銀行は2025年10月6日までに、以下の新たな手数料上限額を適用することが義務付けられる。

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